FAQ
よくある質問と返答
【Mr.緑邦産業】
「各種通信ケーブルの接続工法」に関するよくあるお問い合わせを掲載いたしました。
※お客様の状況などによって異なる場合がありますので、【お問い合わせ】をご利用ください。
お客様のニーズに沿ったご回答をいたします。
- ケーブルガス圧力監視システムの「ガス」とは何ですか?
- ガスとはケーブルの回線障害を防ぐために、ケーブル内に一定の圧力で封入する乾燥空気や窒素のことを指します。もし、ケーブルにピンホール等が発生した際もケーブル内に圧力が掛かっているため、外部からの浸水を防いだり、湿気混入による絶縁障害を防ぎます。
- ガス供給機からはどれくらいの乾燥度で送り出しているのですか?
- ガス供給機からは露点温度-50℃以下で送り出しています。我々の馴染みのある相対湿度で表すと0.02%RH以下(温度20℃時)となります。
- ケーブルガス監視システムについて教えてください。
- こちらの「ケーブルガス監視システムのご紹介」動画でご紹介します。
- 装荷線輪は何のために使用するの?
- 固定電話は、電話機と電話機を2本の細い銅の線で繋いで通話します。距離が近ければお互いの音声は大きく特に問題は有りませんが、距離が離れて遠くなると音声が段々小さく聞こえづらくなります。そこで装荷線輪と言うコイルを銅線の途中(1km又は2km毎)に入れると、遠く離れても音声がそれ程小さくならず通話出来ます。
- Ⅰ型、Ⅱ型クロージャとは何ですか?
- クロージャの正式名称はメカニカルクロージャです、上と下で同様の半割れスリーブを合わせてバンドやボルトで締め付けます、上下の間にスリーブガスケットやシーリングテープおよびエアタイトテープで気密処理を行います。光ケーブルやメタルケーブルをクロージャの中で接続します。Ⅰ型はスリーブ径が136mm長さ600mmです、両側に30mmのケーブル導入口が2ヶ所有ります。Ⅱ型はスリーブ径が156mm長さ600mmです、両側に30mmのケーブル導入口と45mmのケーブル導入口が有ります。
- A(アルミ)ケーブルとCA(アルミコルゲート)ケーブルの違いはなんですか?
- AケーブルとCAケーブルの類似部分は外部シース、鋼帯2枚、内部PEシースまで。違う所は、Aケーブルはアルミのパイプ状シース、その下に耐熱用の紙を7枚程巻いてある。CAケーブルはアルミのコルゲート状のシース、その下に耐熱用のものは無い心線の押え巻きテープのみ。熱は掛けられないので接続はクロージャ工法になります。
- RCコネクタ接続に付いて接続出来るケーブル種を教えて下さい。
RCコネクタはJR各社で採用されているケーブル、Bケーブル、LBケーブル、Cケーブル、LCケーブル、Aケーブル、CAケーブルの0.65mm~0.9mm心線の接続に使用されています。
- LCXとは何ですか?
漏洩同軸ケーブル(=Leaky Coaxial Cable)の略で、微弱な電波を均一に放射することができ、電波干渉を抑制することにより安定した無線通信が行えます。
鉄道関係では、列車無線を行う為のケーブルとして使用されています。
- 熱収縮チューブとは何ですか?
半透明の熱収縮性シリコンゴムチューブです。
MGE、スリーブ等の熱融着時の補助材として使用します。
- Z型熱収縮チューブとは何ですか?
高熱を加えると高収縮するチューブで、内面にホットメルト接着材が塗布されています。金属等に強固に接着して防水性能を発揮します。
- クロージャのガスバルブについて教えて下さい。
クロージャを接続した後のガスフラッシュテストを主目的とした接続口で、5号バルブまたは6号バルブの規格が存在します。また、弊社が販売するクロージャすべてにガスバルブが付いています。
- クロージャ接続後のガスフラッシュテストとは?
クロージャ接続後に乾燥空気をクロージャ内に加圧し、クロージャが完全に密閉しているか確認するための気密試験です。
なお、弊社ではクロージャガス試験器を販売しております。